EF90-300mm F4.5-5.6 USMでいろいろ撮影してみました

昨日買ったCanon EF90-300mm F4.5-5.6 USMを使っていろいろ撮影してみました。

望遠ズームの特徴である
「圧縮効果」
「引き寄せ効果」
「豊かなボケ」
を活かせるかな……。

撮影機材:Canon EOS20D+ EF90-300mm F4.5-5.6 USM


ALSOKの本社ビルを撮影してみました。
90mm(35mm換算144mm)だとこれくらい。
 これが、35mm換算で480mmになると
 これだけ大きくなります。

ちなみに、iPhone6s(29mm相当)だと……
こんな感じ。
29mm→480mmは、約16.5倍違うからね。。。
ピントは若干甘い感じはするけれども、空気のチリのせいかもしれません。
よく見ると、壁面のタイルまで見えます。
480mmだと、建物左側に少しパープルフリンジ的なものが出ていたりしますが……
破綻することなく、無難な画質だと思います。

続いては、焦点距離320mmで撮影した写真。
非常にクリアに撮影できています。引き寄せ&ボケの効果が出てるかな。
この後の写真もそうですが、コントラスト弱めの優しい仕上がりの写真が多いです。
特に、赤色に関しては弱めの発色になっています。

提灯は結構手前に、石灯篭は結構奥にあるのですが、すぐ近くにあるように見えますね。
これが圧縮効果というやつです。画質は相変わらずクリアです。 144mm相当の
f5.0 1/100秒で撮影してます。

赤坂見附にあるホテル?です。若干周辺減光が見られます。
特に左上がわかりやすいかも。

夜になると、
 電気がつくと赤もキレイに発色しますね。
新宿の思い出横丁の若干古い雰囲気をよく感じさせるレンズです。

それほど込み合ってはいないのですが、程よい圧縮効果で混みあっているように
見えますね。
水が流れている休憩所です。レンズが暗めなので、程よく水が流れている感が
撮影できます。

 新宿西口のビックカメラです。
WBを太陽光にしています。全体的にコントラストが弱い感じがしますね。

 いつものセンチュリーハイアットの入り口ですが、ワイド端でもこの画角まで。
1段絞って90mm f5.6 1/8秒で手持ち撮影。よく見るとタイルの描画が甘いです。
縮小すれば気になりませんが。

テーマを明確に!

今まで、望遠ズームはほとんど使ったことありませんでした。
使ってみると、標準・広角以上に
「何をテーマに撮影しているのか」
を考えさせられました。

画角が狭いので、写せるもの(範囲)が少なく(狭く)なります。
その中で何を写すのか明確にしないと、そもそも撮影できません。

そういう意味で、写真の練習にぴったりのレンズかもしれません。

都会だと使いづらいかも

望遠ズームは、被写体との距離感を広めにとる必要があります。
そもそもこのレンズは、最短撮影距離が1.5mですし。

そのため、人が多いところや狭いところだと人が写りこんでしまったり、
写したいものが収まりきらないなどの問題点が多く発生します。

また、望遠かつ暗いレンズなので、落ち着いて撮影しないと、ブレるブレる。
特に夜間の手持ち撮影は相当厳しいです。

シャープさを求めるなら、f5.6~f8程度は欲しいところ。
そう考えると、ブレずに構わる練習にもなるかもしれません。

結論「望遠ズームはぜひ使ってみるべし!」 

このレンズは、解像感はそこそこです。シャープさに秀でているわけでは
ありません。色味も全体的に落ち着いています。

そのため、落ち着いた街並みや、寂しい山野を表現したい場合に
使ってみると面白いかもしれません。

繰り返しになりますが、これくらいの望遠ズームだと写せる範囲が限られるので
わかりやすい写真のテーマ性が求められます。

また、立ち位置や撮影のタイミングを計ること、ブレない構えなど
構図などとは別の意味で写真の基礎を学べるレンズだと思います。

お散歩だから、望遠ズームはいらない、と思っていても、ぜひ使ってみてほしい
レンズです。

圧縮効果やボケは、想像以上に楽しいですよ!

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