各社フランジバック・口径一覧(参考)

各社のオールドレンズを購入する際に参考となる、フランジバックの長さを短い順にまとめてみました。

 

フランジバックとは、交換レンズの後ろ側と、カメラの撮影素子との距離の長さです。

距離が短いものは、マウントアダプターなどで距離を長くすることで
メーカーを超えて装着可能です。

単純に考えると、
ニコンFマウントのレンズ(46.5mm)を
マイクロフォーサーズ(20mm)で使いたい場合、
26.5mmのマウントアダプターを挟めばOKということ。


そう考えると、ニコンのカメラを持っている人は他社メーカーのレンズは使いづらく、
ニコン1やソニーEマウントなどミラーレスを使っている人は、
他社メーカーのレンズも使いやすいということです。

ソニーのα7が人気なのは、フルサイズセンサーを搭載しながら
各社オールドレンズが使いやすいというのも理由の一つです。



ただし、マウントアダプターを使う上では注意点もいくつかあります。
・ピント合わせや絞りの設定はマニュアルになります
・カメラの設定変更が必要です
・Exif情報が残りません

もちろん、高額なマウントアダプターを使えばクリアできる問題もありますが……。


ただ、ニコンのFマウント(1959年~)やペンタックスKマウント(1975年~)は、何十年も共通した規格のため、同社のオールドレンズならそのままつなげられるんですけどね。
※若干の仕様変更のため、そのまま繋げない場合もあります

いろいろ考えると、
・評判のいい各社オールドレンズを手軽に試したいならマイクロフォーサーズ
・オールドレンズで本格的な写真を撮りたいなら、ソニーα7シリーズ
・メーカーにこだわりがあるなら、ニコン・ペンタックス
がおススメですね。

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