smc PENTAX-DA18-55mm F3.5-5.6AL

PENTAX一眼で最初のレンズと言ったら、やっぱり

smc PENTAX-DA18-55mm F3.5-5.6AL

しかないでしょう。
 
APS-C専用設計で、焦点距離が35mm換算27.5~84mm相当(約1.52倍らしい)。
やや広角~やや望遠までばっちりカバー。
若干暗めのF値3.5~5.6も、まさにキットレンズのスタンダード。
本体が小型なのに対しレンズは小さくないので、戦闘力高めの見た目になります。

仕様をおさらい


レンズタイプ 標準ズーム
焦点距離(35mm判換算) 18-55mm(27.5-84.5mm)
開放絞り値 F3.5-5.6
最小絞り F22-38
画角 76°-29°
レンズ構成 9群12枚
絞り羽根枚数 6枚
最短撮影距離 0.25m
最大撮影倍率 0.34倍
フィルター径 52mm
最大径 x 長さ 68 x 67.5 mm
質量(重さ) 225g

カメラ(K-x)+このレンズで、約840gと取り回ししやすい。
お散歩レンズにちょうどいいスペックです。

意外と侮れない描写力?

望遠側になると、開放F値でもなかなかの解像度。 
 35mm~で撮影すると、そこそこキレのいい描写ができます。

とはいえ、キットレンズ。
84mm f7.1 ISO800 WB太陽光
オールドレンズで評判の良いrikenon 50mm f2.0と比較すると、描写力は
若干低いかな。。。

等倍で見ると、壁面がボヤっとしてます。

全体的なボケも、それほどでもないかもしれません。

基本はこの描写!?

それでも、時間帯・焦点距離を問わず無難に撮影できる、まさにキットレンズの鑑!
この描写がPentaxレンズの標準でしょう。

特に日中はシャッタースピードも稼げるので、キレが良い写真が撮れます。


夜間も、ある程度の明るささえあれば、きちっとした写真が撮影可能。

いつものモード学園も破綻なく撮影できます。

赤ちょうちんもばっちり。背景もそれなりにボケます。

夕方の新宿駅西口方面。なかなかの描写力ですね。

光芒はあまりきれいではないかもしれません。ゆがんだ6本の光が見えます。

いつもの新宿西口ビックカメラ。
露出補正をかけないとロゴがきれいに赤くなります。

毎日やってる流し撮りの練習。
シャッタースピードが速すぎて、背景が汚いボケになってます。

万能と呼ぶか?器用貧乏と呼ぶか??

いかにもキットレンズと呼べる、
 「そこそこの描写力」
 「多少暗めの絞り」
 「広角~やや望遠までの無難な焦点距離」
 を持ったこのレンズ。

多分、多くの機会に使ってほしいと思ってこの仕様なんでしょうけど……
正直、デジタル一眼レフの性能を引き出せるレンズではありません。

う~ん。こういうレンズでもきちっと写真を撮れる腕が必要なんだろうな~。

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