XR RIKENON 50mm f2.0 S

ネットではひそかに人気のレンズ
RICOH XR rikenon S 50mm f2.0
を頂きました。
Pentax Kマウントだったので、早速K-xで撮影してきました!

撮影機材 :Pentax K-x + RICOH rikenon S 50mm f2.0

どうやらこのレンズ、厳密には5種類くらいあるそうです。

RIKENON 50mm f2.0の種類



無印
 富岡光学製。最短撮影距離0.45m。鏡胴の撮影距離が0.45mと記載。金属製。
 「和製ズミクロン」と呼ばれるレンズ。
L型
 富岡光学製。最短撮影距離0.6m。樹脂製。
S型
 日東光学製。最短撮影距離0.6m。樹脂製。
無印
 日東光学製。最短撮影距離0.6m。樹脂製。
P型
 日東光学製。最短撮影距離0.6m。樹脂製。プログラム露出対応。

 

初期型が1978年なので、もう40年近く前のレンズです。

撮影が難しい

当然ながら、設定はすべてマニュアル。
幸いなことに、K-xはハイパーマニュアルがあります。
露出を決めてピントを合わせれば、シャッタースピードはカメラが判断してくれます。

それでも、1枚ずつ手動でピントを合わせるのはなかなか大変。
特に激しく動くものの場合、練習しないとピントを合わせておくのは至難の業です。

カモはのんびりしてたので、比較的楽でしたが……。

とにかくボケる

f2.0という明るくてよくボケるレンズなので、とにかく背景ボケが楽しい。
ただし、ちゃんとピント合わせしないとボケボケだけの写真になります。
f2.0で撮影
 f16で撮影
f16のほうがピントが甘いのは許してください。
背景のぼけ方が全く違いますね。
普段、風景などを撮影する場合は、f4~5.6くらいまで絞ると全体がシャープに
なります。
f2.0~2.8は、全体的に若干甘め。特に周辺は少し甘くなりがちかな~という感じです。
何枚か写真を貼ってますが、絞り等のExif情報は当然残っていません。
撮影するときに意識していないと、あとでどれくらい絞ったかわからなくなります。

ちなみに……

K-xの場合、35mm換算で76mm相当のレンズとなりますので、思ったより
画角は狭いです。

それでも、40年近く前のレンズでこれだけシャープに写るならすごいですよね。
ピント合わせをマニュアルで行うのもある種新鮮で、楽しく撮影できました。


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