FD135mm f3.5で撮影テスト(補正レンズなし)①

1973年といえば、大泉洋さんや松嶋奈々子さん、イチローが生まれた年。
そんな年に産まれたのが、
FD135mm F3.5 S.C. (I)
です。

発売当時の価格は22,900円。
私の購入価格(2019年2月)は、なんと500円。安!

兄弟モデルで、FD135mm f2.5というレンズもいます。

スペクトラ・コーティングというコーティングをレンズにしているので、
カラー写真の仕上がりが美しいものになります。


焦点距離は、APS-Cセンサーサイズで、35mm換算216mmという
なかなかの望遠。
しかも、F値が3.5なら、背景も十分ボケる。

最短撮影距離は1.5mですが、補正レンズなしのマウントアダプタを使った場合
大体1mから1.8mが撮影範囲になります(無限遠が使えない)。


早速作例


撮影は、すべて


【カメラ】      CANON EOS20D
【マウントアダプタ】 Wanby FD-EOS マウントアダプタ(補正レンズなし)
【レンズ】      CANON FD135mm F3.5 S.C. (I)
【撮影方法】     三脚&タイマー撮影

で行っています。
JpegのSmall/Fine(1728×1152画素)撮ってだしです。

  
135mm F3.5 ISO100 SS6秒くらい?

むちゃくちゃキレイじゃないですか?
ピントはカエルの左目に合わせてます。
斜め上から撮影していますが、絞り開放でこれくらい取れるなら大満足!

続いては、最近購入したレンズを撮影
FL 50mm F1.8 Iです。

135mm F5.6 ISO100 SS6秒くらい?

左下のCANONの文字にピントを合わせているつもりですが、
若干甘いかな?それでも、前玉の傷まで鮮明に写ってます。
レンズをさせるキャップの立体感とか、すばらしい。
ただ、今回の写真は、二線ボケが気になります。


135mm F5.6 ISO100 SS6秒くらい?

135mm F8 ISO100 8秒くらい?

両方とも、写真中央のオレンジの文字1.5というところにピントを合わせている
つもりです。 背景のボケ具合もちがいますね。
レンズが汚いのはさておいて、スピゴッドの部分を含め、非常に優れた解像感。
特に、F8まで絞ったときにはキレッキレの描写ですね。

とても500円のレンズとは思えません。

焦点距離135mmというのは、あまり人気もありません。
でも、APS-Cで216mm、かつ補正なしのマウントアダプタを使うと
小物の撮影にはちょうど良いレンズに早代わりします。

ピントリングもたくさん回るので、ピントあわせも微調整が簡単。

中古カメラ屋さんやハードオフでも比較的見かける上に、
全体的に価格が安いので、見つけたら買っておくのが非常におススメです。

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