補正レンズなしのFD-EOSマウントアダプタを使ってみたよ
フランジバックの話
以前も書きましたが、レンズのマウント方式では、それぞれがレンズーカメラのセンサー間の距離が決まっています。
たとえば、キヤノンEFマウントは44mm。ニコンFマウントは46.5mmなど。
詳細は、 こちらをご参照「各社フランジバック・口径一覧(参考)」
キヤノンのFDマウントのフランジバックは42mm。
FDマウント(42mm)のレンズをEFマウント(44mm)の本体につけると
どうなるか?
答えは、近くしかピントが合わなくなります。
うまく使えば、マクロ的に使える!
そのまま撮影すると、まるでマクロレンズのように使えます。カメラの仕様上は最短撮影距離0.6mであっても、
もっと近づかないとピントが合わないなど面白いことが発生します。
たとえば、今回はEOS20Dに補正レンズなしのマウントアダプタを使って、
FL50mm f1.8の単焦点レンズを使ってみました。
相当近づかないとそもそもピントが合いません。
絞り開放だと、ピントが合う範囲も非常に狭くなります。
さらに、このレンズは特有のぐるぐるボケが発生。
若干気持ち悪い写真になります。
写りは細部まで非常にシャープ。たとえば下の写真は車のテールランプ付近ですが、
中の電熱線まで写ってます。
こういう制限がある撮影も、たまに行うと楽しいですね!
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